製薬業界ニュース
2025年05月09日(金)
 製薬業界ニュース

食思不振治療のグレリン受容体作動薬、米国で特許査定

新着ニュース30件






























食思不振治療のグレリン受容体作動薬、米国で特許査定

このエントリーをはてなブックマークに追加
グレリン受容体作動薬、米国で特許査定
ラクオリア創薬株式会社(以下、ラクオリア創薬)は10月4日、グレリン受容体作動薬(セリン誘導体)が米国で特許査定を受けたことを発表した。

グレリンは、成長ホルモン分泌物質の1つで、主に胃で作られ、成長ホルモン分泌の他に摂食亢進、エネルギー代謝調節作用、心血管への作用など数多くの生理作用を有することから、グレリン受容体は治療に役立つとして注目されている。

ラクオリア創薬
日本に続き2つめの特許
ラクオリア創薬は、がんに伴う悪液質による食思不振の治療薬の創出を目指し、グレリン受容体作動薬を開発。悪液質とは、様々な慢性疾患による栄養不良の状態のことで、患者の生活の質や治療反応性を低下させる原因となっている。

また、がんに伴う食思不振は、がんの進行と共に多くの患者に起きる食欲不振、体重減少、筋肉量の減少、全身衰弱、倦怠感などの消耗性疾患だ。

グレリン受容体作動薬の動物を使った試験では、食欲不振の改善、体重減少の抑制に有効であることが認められている。2016年10月に日本で特許査定を受けており、これで2つめの特許査定となる。

グレリン受容体作動薬は、経口投与可能な低分子化合物。がんに伴う悪液質による食思不振の治療薬は、数少なく、アンメットメディカルニーズは高い。ラクオリア創薬は、新たな選択肢の1つになるとしている。

(画像はラクオリア創薬株式会社HPより)


外部リンク

ラクオリア創薬株式会社 プレスリリース
http://www.raqualia.co.jp/


Amazon.co.jp : ラクオリア創薬 に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->