製薬業界ニュース
2025年05月09日(金)
 製薬業界ニュース

田辺三菱製薬、季節性インフルエンザの予防をめざした植物由来VLPワクチンの第3相臨床試験を開始

新着ニュース30件






























田辺三菱製薬、季節性インフルエンザの予防をめざした植物由来VLPワクチンの第3相臨床試験を開始

このエントリーをはてなブックマークに追加
新規ワクチンの研究開発で先端を走る
田辺三菱製薬株式会社は2017年9月27日のニュースリリースで、季節性インフルエンザの予防をめざした植物由来のウイルス様粒子(VLP)ワクチンについて、カナダにある子会社のメディカゴ社が、カナダ、米国、欧州およびアジアを含む7か国において、第3相臨床試験を開始したと発表した。

VLPはウイルスと同様の外部構造をもち、ワクチンとしての高い免疫獲得効果(有効性)が期待されており、メディカゴ社は、植物の細胞内にVLPを生成させ、効率的に抽出・精製する独自技術を有している。
インフルエンザワクチン
2020年のインフルエンザシーズンをめざす
メディカゴ社の製造技術は遺伝子組換え技術を使用しているため、製造開始に必要なものは流行株の遺伝子情報のみであり、また一過性の遺伝子発現であるため、従来の鶏卵培養法と比較して大幅に短い期間でワクチンを製造することが見込まれる。

田辺三菱製薬は、北米における2020年のインフルエンザシーズンに間に合う上市のタイミングをめざして引き続き開発を進め、「重点疾患領域」に掲げるワクチン事業を通じ、感染症予防における一層の貢献をめざしていくと述べている。

(画像は田辺三菱製薬株式会社のサイトより)


外部リンク

田辺三菱製薬株式会社ニュースリリース
http://www.mt-pharma.co.jp/

田辺三菱製薬株式会社
http://www.mt-pharma.co.jp/index.php


Amazon.co.jp : インフルエンザワクチン に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->