「医学・医療におけるエピジェネティクスの研究」
日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社は、2018年2月23日、同社が主催する医学賞『ベルツ賞』の第55回(2018年度)募集テーマが、「医学・医療におけるエピジェネティクスの研究」に決定したと発表した。
『ベルツ賞』は、同社が1964年に設立した日本国内の医学賞であり、毎年特定の医学分野に関する学術論文の募集を行い、優れた論文に賞を贈呈している。
正式には『エルウィン・フォン・ベルツ賞』
ベーリンガーインゲルハイムは、研究開発主導型の製薬企業。約50000人の社員は、革新的な製品開発を通した価値の創出を目指し、日々業務に取り組んでいる。日本では、日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社が事業を展開。3つの事業会社が、サービスを提供している。
今回2018年度の募集テーマが発表された『ベルツ賞』は、正式には『エルウィン・フォン・ベルツ賞』と称する。日本の近代医学の発展に大きな功績を残したエルウィン・フォン・ベルツ博士の名より、命名された。博士は、数多くの優れた日本人医学者を育てると共に、皇室の侍医も務めた人物。日独両国の医学面での交流を更に深めて行く目的で、同賞は設立されている。
優秀な論文には1等賞(賞金800万円)授与
今回の募集テーマ「医学・医療におけるエピジェネティクスの研究」は、『ベルツ賞』の常任委員会において決定された。2018年6月25日を応募期限として論文が募集され、優秀な論文には1等賞(賞金800万円)あるいは2等賞(賞金400万円)が授与される。
なお同賞の贈呈式は、本年11月にドイツ大使公邸にて開催される予定。
(画像は日本ベーリンガーインゲルハイムの公式ホームページより)

第55回(2018年度)「ベルツ賞」で募集する学術論文テーマ決定 - 日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社
https://www.boehringer-ingelheim.jp/