サイバニクス技術と治療アプリを組み合わせる
CYBERDYNE株式会社と株式会社キュア・アップは、2018年2月26日、パーソナライズド・メディシン(個別化医療)の推進に向けて業務提携および資本提携を行うと発表した。
この提携では、CYBERDYNE社のサイバニクス技術とキュア・アップ社の治療アプリを組み合わせ、医療ビッグデータを活用した高度なパーソナライズド・メディシンの推進を目指すとしている。
CYBERDYNE社とキュア・アップ社
CYBERDYNE社は、動脈硬化度・心機能を日常的に計測するバイタルセンサーなど、生活習慣病などの予防に向けた革新的な製品を開発している企業。同社は、疾病の根本的な改善には日常習慣の改善促進が必要であると考え、IoH/IoT(Internet of Humans/Internet of Things)化した高度なパーソナライズド・メディシンを推進している。
キュア・アップ社は、医学的エビデンスに基づいた疾患治療用プログラム医療機器を開発すべく、現役医師によって立ち上げられたベンチャー企業。同社の治療アプリは、幅広い患者の生活に医療用アプリを通して介入し、それぞれの状態に応じた適時適切なフォローを行う仕組みを構築している。
医療ビッグデータを活用、モバイルを介して推進
今回の提携を通じてCYBERDYNE社は、キュア・アップ社の事業推進を支援する。また、CYBERDYNE社のIoH/IoT化された様々なサイバニックデバイスで得られる医療ビッグデータを活用し、モバイルを介した高度なパーソナライズド・メディシンも推進するとしている。
両社はこの提携を通じて、世界規模で進行している高齢化・長寿化による医療コストの増大に向き合い、誰もが健やかで快適な生活を長く営める健康長寿社会の実現に貢献するとしている。
(画像はCYBERDYNE社の公式ホームページより)

CYBERDYNE社とキュア・アップ社が業務・資本提携 パーソナライズド・メディシンを推進 - CYBERDYNE株式会社
https://www.cyberdyne.jp/