各社が保有する技術とノウハウを組み合わせる
株式会社京都コンステラ・テクノロジーズと株式会社アフィニティサイエンス、そして株式会社理論創薬研究所の3社は、2018年2月14日、「インシリコ創薬戦略コンサルティングサービス」の提供を開始した。
同サービスは、各社が保有する技術とノウハウを連携により組み合わせ、革新的な候補化合物創出をサポートするというもの。
それぞれが強みを持つ3社
京都コンステラ・テクノロジーズは、2008年の設立時よりビッグデータ・AI創薬にかかわる相互作用予測などで製薬企業への受託計算サービスを展開している企業。2015年からは、アフィニティサイエンスと連携し、より幅広い計算科学技術を用いている。
アフィニティサイエンスは、研究支援ソフトウェアの輸入販売や受託研究サービスを中心に、研究者・開発者向けサービスを提供している企業。特に「計算科学(Computational Science)」に注力している。
理論創薬研究所は、インシリコ創薬を専門とするベンチャー企業。新しい創薬理論に基づくソフトウェアの開発を通じて、医薬品リード化合物の研究開発を手がけ、大手製薬企業を中心に創薬戦略の調査・立案などの業務も行っている。
1社では対応が困難な幅広いニーズや課題に対応
今回提供が開始された「インシリコ創薬戦略コンサルティングサービス」では、医薬品などの候補化合物探索プロセスにおけるインシリコ創薬技術の利活用に関する戦略立案を行う。プラン設計については、化合物の調達・合成も含めた計算戦略、その後の業務請負や共同研究など、プロジェクトの内容に合わせたステップの選択が可能だという。
3社は同サービスにおいて、1社では対応が困難な幅広いニーズや課題に対応するとしている。
(画像は京都コンステラ・テクノロジーズの公式ホームページより)

「インシリコ創薬戦略コンサルティングサービス」を提供開始 - 株式会社京都コンステラ・テクノロジーズ
http://www.k-ct.jp/