製薬業界ニュース
2024年05月22日(水)
 製薬業界ニュース

オプジーボとヤーボイの併用療法が大腸がん患者に有効であることを発表

新着ニュース30件






























オプジーボとヤーボイの併用療法が大腸がん患者に有効であることを発表

このエントリーをはてなブックマークに追加
コホートの新たなデータを発表
小野薬品工業株式会社(以下、小野薬品)は1月25日、PD-1免疫チェックポイント阻害薬オプジーボと同じく免疫チェックポイント阻害薬のヤーボイの併用療法を実施した新たなデータを発表した。

今回、発表されたデータは、DNAミスマッチ修復機構欠損(以下、dMMR)と高頻度マイクロサテライト不安定性(以下、MSI-H)の転移性大腸がん患者を対象に行った追跡調査。

主要評価項目は、治験担当医師の評価による奏効率で、55%だった。また、症例が予定数を達したために追跡調査をストップするデータカットオフの時点で、奏効期間の中央値は未達だったが、奏効が得られた患者の94%が奏効が持続中だったとしている。

また、追跡調査は13.4ヶ月行われたが、1年生存率は85%と有望であることが示されたという。

オプジーボ
併用療法による新たな治療への可能性に期待
正常の細胞は、DNAがコピーされるときにミスマッチを修復する働きを持つ。しかし、この修復できないことが原因のものがdMMR、または、MSI-Hと言われており、大腸がん以外の様々ながんにも見られている。

すでに、オプジーボとヤーボイの併用療法は、転移性悪性黒色腫を適応として、世界50ヶ国以上で承認されており、現在もオプジーボは、様々ながん種に対して臨床試験が実施されている。

(画像は小野薬品工業株式会社HPより)


外部リンク

小野薬品工業株式会社 ニュースリリース
http://www.ono.co.jp/jpnw/PDF/n18_0125.pdf


Amazon.co.jp : オプジーボ に関連する商品
  • アステラス製薬、テレビCM「明日は変えられる。~過活動膀胱篇~」の放映を開始(3月20日)
  • 大正製薬、乗り物酔い止め薬「センパア」シリーズをリニューアル(3月20日)
  • リアルテックファンド、独自技術により高純度の単結晶を開発する研究所に出資を実施(3月18日)
  • 久光製薬、水虫・たむし治療薬「ブテナロック(R)Vα クリーム 18g、液 18mL」をリニューアル発売(3月17日)
  • アンジェス、米国でDNAワクチンに関する特許を取得(3月17日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->