イムノクロマト法を測定原理にした世界初のキット
マルホ株式会社は2018年1月22日のニュースリリースで、体外診断用医薬品「水痘・帯状疱疹ウイルス抗原キット」(販売名:「デルマクイック(R)VZV」)を、2018年1月22日付けで新発売したことを発表した。
この製品は、世界で初めてイムノクロマト法を測定原理とした水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)抗原キットであり、簡便にかつ5~10分で迅速にVZV抗原を検出することが可能である。
皮疹の内容物又はびらん・潰瘍のぬぐい液が検体
希望小売価格は24,000円(1箱あたり10回)で、皮疹(水疱・膿疱)の内容物又はびらん・潰瘍のぬぐい液(上皮細胞を含む)中の水痘・帯状疱疹ウイルス抗原の検出(主に水痘・帯状疱疹ウイルス感染の診断の補助)が使用目的である。
マルホは、2017年6月27日に製造販売承認を取得しており、また、この製品を用いた検査は2017年8月7日付けで保険適用されている。
マルホは、医療用医薬品として経口・外用の帯状疱疹治療薬を販売して、事業領域を治療薬中心から「予防→診察・診断→治療→アフターケア」というケアサイクル全体に拡大し、皮膚疾患に関するニーズに幅広く対応することを目指していると述べている。
(画像はマルホ株式会社のサイトより)

マルホ株式会社ニュースリリース
https://www.maruho.co.jp/release/マルホ株式会社
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