アーモンド入りチョコレートが便秘と乾燥肌の改善に

株式会社明治と慶応義塾大学医学部の共同研究グループは、1月17日、アーモンド入りのチョコレートの継続摂取が便通改善や肌質改善効果があることを発表した。

研究は、直近2週間の排便回数が、週2回以上4回以下で、皮膚の乾燥を感じる25歳～50歳未満の女性を対象に、アーモンド入りチョコレートを1日8粒を8週間継続して摂取した場合の効果について評価するというもの。

評価項目は、排便回数、便量の変化、胃腸状態に関する自覚、肌状態に関する自覚、乾燥肌の隠そう水分量の解析などで、ランダムに分けたグループを対照にして実施。

その結果、排便回数では、アーモンド入りチョコレート摂取群はアーモンド入りチョコレート非摂取群と比較して、接種前よりも週に約2回増加したことがわかった。また、便量についても8週間で約1.6倍になったという。

さらに自覚症状として、摂取前に比べて摂取後では、胃腸の状態が改善、肌が乾燥していると感じていた人も、乾燥が改善したことを実感。

また、実際に、摂取群と非摂取群とで摂取前の角層水分量を解析した結果、摂取群は非摂取群よりも増加していることが確認できたとしている。

共同研究グループは、このことから、アーモンド入りのチョコレートの継続摂取に効果があることを示唆。同日開催の｢チョコレートフォーラム｣で発表している。

(画像は株式会社明治HPより)




株式会社明治　プレスリリース
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