知的財産権を強化
ラクオリア創薬株式会社は、9月23日、同社が創出した選択的ナトリウムチャネル遮断薬の物質特許のうちの一つが、中国における特許査定を受けたと発表した。
この査定を受けたのは、ピロロピリジノン誘導体。米国に続き、中国においても同社の知的財産権が強化されることとなった。
画期的新薬、ナトリウムチャネル遮断薬
ラクオリア創薬が創出したナトリウムチャネル遮断薬は、テトロドトキシン感受性ナトリウムチャネルに対して特異的に作用するもの。複数の疼痛モデル動物において、高い有効性を示すことが確認されている。
同遮断薬は、心臓で重要な働きをするテトロドトキシン抵抗性ナトリウムチャネルに対して良好な選択性を示す。そのため、様々な疼痛状態に対する未充足の医療ニーズに応える画期的新薬として、期待されている。
イオンチャネル創薬を進める
今回中国において査定を受けたピロロピリジノン誘導体は、同社が本年7月25日に開示していた「選択的ナトリウムチャネル遮断薬の中国における特許査定」のアリールアミド誘導体に続く、新しいシリーズの誘導体にあたる。
ラクオリア創薬は今後も、多くの治療用途を有するイオンチャネル創薬を進め、知的財産のポートフォリオの強化・充実に努めるとしている。

選択的ナトリウムチャネル遮断薬(ピロロピリジノン誘導体)の中国における特許査定のお知らせ - ラクオリア創薬株式会社
http://www.raqualia.co.jp/rq-cms/