アステム、西日本ジェネリックを子会社化へ
医療用薬卸のアステム(大分県大分市)は9月14日、西日本ジェネリック(岡山県岡山市)が実施する第三者割当を引き受けることとし、これにより西日本ジェネリックはアステムの子会社となることを発表した。
西日本ジェネリックについて
岡山県を中心として、大阪府、兵庫県、広島県、鳥取県、香川県、および愛媛県にて後発薬品の卸売販売事業を中心に、地域密着型の営業活動を行いつつ急速に発展してきた企業。主な取引先は、デバ製薬、小林化工、共和薬品、日新薬品など。
経緯並びに目的
アステムは、昨今の後発医薬品の普及は医療保険財政の観点からますます重視されつつあり、今後更に変化する後発医薬品の流通、そして従来から未進出地域が存在する中国地方への対応について検討してきた。
結果、アステムは、西日本ジェネリックをパートナーとして協業することが両者にとってのシナジーにつながると判断した。両社で協議を重ね、西日本ジェネリックは(アステムの所属する)フォレストグループに参画することに同意した。なお、西日本ジェネリックは資本参加後も現行体制を維持し、アステムとの連携を強めることで営業力を更に強化し、今後も地域医療に貢献して行く。

アステムプレスリリース
http://www.astemf.jp/news_file/70_fQYQD.10