「ミケラン点眼液」を既に共同販売
大塚製薬株式会社と千寿製薬株式会社は、 9月14日、日本国内における緑内障・高眼圧症治療薬の販売提携契約を締結したと発表した。
大塚製薬と千寿製薬は既に、大塚製薬創製の緑内障・高眼圧症治療剤「ミケラン点眼液」「ミケランLA点眼液」を販売している。
「カルテオロール塩酸塩/ラタノプロスト配合点眼液」
今回締結された契約は、緑内障・高眼圧症治療薬としての新配合点眼薬「カルテオロール塩酸塩/ラタノプロスト配合点眼液」についてのもの。同剤は現在、大塚製薬が日本国内において申請中。両社は今回の契約により、同剤を共同販促することになる。
なお同契約には、千寿製薬が新たに開発を予定している緑内障・高眼圧症治療薬の共同販促も含まれている。今回の契約締結における一時金およびマイルストンは発生しないという。
増加する緑内障患者の治療に貢献
大塚製薬は、「疾病の治癒」から「日々の健康増進」までを目指す企業であることを自認している。また千寿製薬は、眼科・耳鼻科用医薬品・コンタクトレンズ用剤を手がけ、「眼科薬のパイオニア」として眼科領域に強みを持つ。
両社は今後も、緑内障領域における販売提携を拡大し、増加する緑内障患者の治療に貢献するとしている。

新規緑内障治療薬の販売提携について - 大塚製薬株式会社
http://www.otsuka.co.jp/company/release