杏林製薬がコ・プロモーション契約
杏林製薬株式会社(以下、杏林製薬)とMSD株式会社(以下、MSD)は9月15日、MSDが製造販売している定量噴霧式アレルギー性鼻炎治療薬「ナゾネックス(R)」のコ・プロモーション契約をしたことを発表した。
MSDはアメリカに本社のあるMerck & Co., Inc., Kenilworth, N.J., U.S.A.の子会社で、2009年に創立したヘルスケアのリーディングカンパニーである。
今後も「ナゾネックス(R)」の製造販売はMSDが行うことになっており、杏林製薬が共同で販売促進していく。また、コ・プロモーションは11月1日から行われる予定としている。
花粉症のステロイド点鼻薬としても処方
「ナゾネックス(R)」は約130ヶ国で承認、販売されている季節性、通年性のアレルギー性鼻炎治療薬で、日本でも販売されており小児も使用できる薬だ。
「ナゾネックス(R)」は花粉症のステロイド点鼻薬として処方されている治療薬の1つで、1日1回の点鼻で効果が持続するため、主流とされている。
現在、花粉症は国民病の1つと言っても過言ではく、1998年から2008年の19年間で花粉症の患者が1,5倍も増えているデータもある。杏林製薬は、この契約で呼吸器・耳鼻科領域の製品ラインナップの拡充になるとしている。

杏林製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.kyorin-pharm.co.jp/