勃起不全治療剤「バイアグラ錠」の新剤形
ファイザー株式会社は9月2日、勃起不全治療剤「バイアグラ」の新剤形である「バイアグラODフィルム25mg・同50mg」の製造販売承認を9月1日付けで取得したと発表した。
勃起不全(満足な性行為を行うに十分な勃起とその維持が出来ない患者)を効能・効果とする世界初の治療剤「バイアグラ」は、世界130か国で承認されており、日本では1999年から「バイアグラ錠25mg・同50mg」を販売している。
勃起不全治療剤として国内初のフィルム製剤
今回製造販売承認取得となった「バイアグラODフィルム」は、勃起不全治療剤としては国内初のODフィルム製剤。
アルミ包装に封入されており、フィルム製剤の厚さは約0.2mmと従来の錠剤と比べて携帯性の向上が見込まれる。また同剤は、口腔内で速やかに溶けること、水なしでも服用が可能ということなどからよりスムーズな服用が期待される。
ファイザーは、男性型脱毛症の治療薬であるフィナステリド錠0.2mg「ファイザー」、同1mg「ファイザー」を2015年から発売しており、今回「バイアグラODフィルム25mg・同50mg」が販売承認を獲得したことから、男性特有の疾患に悩みを持つ男性患者のクオリティ・オブ・ライフの向上に一層貢献していく考えを示した。
(画像はプレスリリースより)

ファイザー株式会社 ニュースリリース
http://www.pfizer.co.jp/