知見・ノウハウを活かして健康向上に貢献
大塚製薬株式会社は、9月2日、神奈川県との間で同県県民の健康寿命の延伸および県民サービスの向上を目的とした「連携と協力に関する包括協定」を締結したと発表した。
同協定は、大塚製薬が保有する知見・ノウハウを活かし、同県県民の健康向上に貢献するというもの。締結は9月1日に行われている。
超高齢化が課題の神奈川県
神奈川県では現在、75歳以上の人口の増加率が全国平均を上回るスピードで急速に進行するなど、地域の超高齢化が課題となっている。対策として同県は、「ヘルスケア・ニューフロンティア政策」を推進。同政策では、未病の改善と最先端医療・最新技術の追求の2つに重点をおいている。
大塚製薬は2011年、神奈川県と「かながわドリームアシストコミュニティ協定」に加盟し、体育・健康に関する学校教育活動分野の支援を実施。また2015年には、「未病を治すかながわ宣言協力活動」にも登録。県民の健康維持・増進に関する様々な取り組みに協力してきた経緯を持つ。
県民サービスの向上に貢献
今回の包括協定の締結により大塚製薬は、神奈川県との協力・連携体制を一層強化する。同協定において同社は、「生活習慣病予防」「熱中症対策」「食育」「女性の健康」「災害対策」「スポーツ振興」など同社が保有する知見・ノウハウを活用。科学的根拠に基づく健康情報や製品提供を通じ、同県県民の健康寿命の延伸と県民サービスの向上に貢献するとしている。
なお、製薬会社との包括協定締結は、神奈川県にとって初めてだという。
(画像はプレスリリースより)

大塚製薬 神奈川県と「連携と協力に関する包括協定」を締結 - 大塚製薬株式会社
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