横須賀市、ジェネリック医薬品推奨薬局認定へ
神奈川県横須賀市は8月22日(月)から、ジェネリック医薬品の利用促進を目的として、ジェネリック医薬品の普及に協力している薬局を対象に「横須賀市ジェネリック医薬品推奨薬局」(以下、推奨薬局)として認定、推奨を始めた。
これは県内初となる試みで、推奨薬局にはステッカーや店内のカウンターに卓上のミニ登りを設置し、利用者にアピールするとしている。
認定の基準は、ジェネリック薬品についてわかりやすく説明できることや、ジェネリック医薬品を推奨することなど5項目を満たすことが条件となっている。
今回、市内の96薬局が推奨薬局と認定され、HPからも探すことができる。また、横須賀市は今後も増えていくとしている。
ジェネリック医薬品の利用促進を目標に
厚生労働省では現時点で56.2%のジェネリック医薬品のシェアを平成32年度末までに80%以上にしたいと目標を掲げている。(平成27年度9月現在)
また横須賀市でもジェネリック医薬品の利用増加が、患者自身の自己負担の軽減や、利用者が増えることで国民健康保険料の引き上げ抑制になると市民に協力を求めている。
同市はこれまでもジェネリック医薬品普及に向けて、ジェネリック医薬品差額通知などを発送してきた。平成26年には対象の薬品が8品目であったが、翌平成27年には11品目と拡充もしている。

横須賀市 HP
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/3070/kokuhojenerikku.html