地域住民への健康サポート機能を強化
総合メディカル株式会社は、8月17日、同社の薬剤師を対象として独自の「かかりつけ薬剤師 現場研修プログラム」を開始したと発表した。
同プログラムは、地域住民への健康サポート機能をさらに強化するための新たな取り組みとして開始されたもの。同社が雇用する全国約1500人の薬剤師を対象として実施するという。
現場でより実践的な教育を行うべく
総合メディカルは、2006年に同社独自に構築した薬剤師階層別OJT教育システム「GOES」をベースとして、人材育成を進めてきた。本年4月の「かかりつけ薬剤師」制度新設にあたっては、主要都市での集合研修やeラーニングなど人材育成の仕組みを、導入を見据えて拡充。今回開始された「かかりつけ薬剤師 現場研修プログラム」は、現場でより実践的な教育を行うべく実施するもの。
同プログラムでは主に、セルフメディケーション支援とコミュニケーションスキル向上について研修が行われる。セルフメディケーション支援では、患者のニーズに応じた安全かつ有効な一般用医薬品などの選択・紹介について学習。コミュニケーションスキル向上では、模擬患者との対応をビデオ撮影し、自身の対応を客観的に振り返り改善するという。
グループの薬局140店舗でも随時実施
「かかりつけ薬剤師 現場研修プログラム」は、各地区で研修会を2、3か月に一度実施。地区の教育担当者が主催し、本社の教育研修担当部門も地区に出向きフォローを行う。同社直営のそうごう薬局439店舗に加えて、グループの薬局140店舗でも随時実施していくという。
総合メディカルは今後も、「みんなの健康ステーション」として患者に選ばれる「かかりつけ薬剤師・薬局」を目指し、様々な取り組みを行うとしている。
(画像はプレスリリースより)

全薬剤師約1500人対象、独自の「かかりつけ薬剤師 現場研修プログラム」を開始 - 総合メディカル株式会社
http://www.sogo-medical.co.jp/topics/view