現地の糖尿病医療に貢献
アークレイ株式会社は、7月21日、韓国のLG Life Sciences Ltd.(以下「LGLS」)との間で、韓国国内における血糖自己測定器の供給に関する独占的契約を締結したと発表した。
LGLSは、糖尿病治療薬を保有する製薬企業。今回の契約によりアークレイは、韓国での事業展開を拡大し、現地の糖尿病医療に貢献するとしている。
有力な基盤を構築しているLGLS
今回の契約は、アークレイの血糖自己測定器「Glucocard X-meter」および専用センサーの「X-sensor」の韓国における供給についてのもの。「Glucocard X-meter」は、アークレイの海外向け血糖自己測定器ブランドの製品であり、現在世界各国で販売されている。
同契約の締結により、韓国国内における「Glucocard X-meter」ならびに「X-sensor」の販売・流通は、LGLSが行うこととなる。LGLSは、糖尿病の治療新薬である「Zemiglo」を開発・販売するほか、韓国国内の免疫・分子診断などの診断市場においても有力な基盤を構築している企業。
患者および医療関係者のニーズに応える
アークレイは、診断・治療・検診のための臨床検査用の機器・試薬、また検査データ管理システムの研究開発・生産・販売・アフターサポートを行っている企業。医療分野での専門性を活かし、機能性食品素材の製品化なども行っている。
同社は今回の契約により開始される協業で、より質の高い糖尿病医療を求める患者および医療関係者のニーズに応えるとしている。

糖尿病医療への貢献を目指し協業 韓国の製薬会社LG Life Sciences社と提携 - アークレイ株式会社
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