免疫測定法の開発と、測定実施業務
株式会社グリーンペプタイドは、7月25日、ブリストル・マイヤーズ スクイブ株式会社より関節リウマチ治療薬「オレンシア」の免疫測定法開発を受託したと発表した。
この受託は、「オレンシア」の効果に関連する研究で用いる免疫測定法の開発と、測定実施業務についてのもの。
がん免疫治療薬開発で培った技術を応用
グリーンペプタイドは、がん治療薬候補としてがんペプチドワクチンを開発している。またその臨床上の有用性等を示すべく、「Luminex 100/200TM System」を用いた免疫測定技術も付随的に開発してきた。
今回同社が開発を受託した免疫測定法は、関節リウマチ治療薬の研究のために用いるものとなる。同社はこの受託において、がん免疫治療薬開発において培った技術を応用。ブリストル・マイヤーズ スクイブは、グリーンペプタイドの開発技術と経験ならびに実施体制を評価しており、その評価が今回の契約に至ったという。
独自技術を用いて医薬品開発に邁進
「オレンシア」は、ヒト細胞傷害性Tリンパ球抗原-4の細胞外ドメインとヒトIgG1 のFcドメインより構成された、遺伝子組み換え可溶性融合タンパク質。 細胞の活性化を抑制し、関節リウマチの症候及び症状などについて改善作用を発揮する。
グリーンペプタイドは今後も、独自開発の技術を用いて医薬品の開発に邁進しするとしている。

免疫測定法開発の受託に関するお知らせ - 株式会社グリーンペプタイド
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