9種類のバイオ後続品の商業化について
米国のアムジェン社と第一三共株式会社は、7月14日、日本における9種類のバイオ後続品の商業化に関する独占契約を締結したと発表した。
この提携は、後期開発ステージにある「アダリムマブ」「ベバシズマブ」「トラスツズマブ」を含むバイオ後続品を対象としたもの。
アムジェン社と、第一三共グループ
アムジェン社は、重篤な疾患に苦しむ患者のために、生物学的に革新的な治療を探索・開発・製造・提供する可能性を切り開いている製薬企業。アンメット・メディカル・ニーズが大きい領域に焦点を絞ってソリューションを追求し、世界最大の独立バイオテクノロジー企業の一つへと成長している。
第一三共グループは、革新的な医薬品の継続的創出を理念に掲げ、バイオ医薬品を含めた新薬創出に向けて取り組みを強化している製薬企業。また多様なニーズに対応するべく、新薬に加えてジェネリック医薬品、ワクチン、OTC医薬品の事業も展開している。
第一三共は、承認申請・流通・販売を担当
今回両社が締結した契約に基づき、アムジェン社は9種類のバイオ後続品の開発および製造を担当する。また、日本以外での全ての流通と販売の権利についても引き続きアムジェン社に帰属する。
第一三共は、日本における販売承認申請ならびに流通と販売を担当。なお、製品の共同プロモーションの権利については、アムジェン社も保有するとしている。

アムジェンと第一三共、日本でのバイオ後続品の商業化に関する合意を発表 - 第一三共株式会社
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006481.html