病院隣接の調剤薬局利用が8割
マイボイスコム株式会社は、2016年3月1日~5日に実施した調剤薬局に関するインターネット調査で10,999件の回答を得、結果を5月2日に公表した。
調剤薬局を直近3年間で利用した人は8割弱で、女性と年代の高い層の占める割合が多い。利用頻度のボリュームゾーンは「月に1回程度」「年に2~3回」でそれぞれ3割弱に。「週に1回以上」「月に2~3回」「月に1回程度」を合わせると「月に1回以上」利用する人は3割強だった。
最もよく利用する調剤薬局のタイプは「調剤専門薬局-診察を受けた病院に隣接している」の61.3%、次いで「ドラッグストア併設の調剤薬局-診察を受けた病院に隣接している」の16.3%。病院隣接の調剤薬局利用者が全体の8割弱に達した。
調剤薬局を選定する理由に「病院に隣接している」と「アクセスがよい」を挙げた人が多く、他に「待たされない」「気軽に入りやすい」「ジェネリック医薬品が充実している」「薬剤師・店員の説明がわかりやすい」が続く。病院に隣接していない調剤薬局を利用する理由では「気軽に入りやすい」の回答が多かった。
電子お薬手帳の利用意向は4分の1
直近3年以内の調剤薬局利用者のお薬手帳の利用状況では、利用者は7割強に及び、「紙のお薬手帳」71.3%に対し「電子お薬手帳」は1.9%。「電子お薬手帳」利用者の最多層は男性20・30代の4~5%だった。調剤薬局の利用頻度「年に1回以下」の層のお薬手帳利用者は6割弱とやや低めだった。
電子お薬手帳を利用する意向があるかの質問では、利用意向者は全体の25.2%。「週に1回以上」「月に2~3回」調剤薬局を利用する層では4~5割を占め、現在電子お薬手帳を利用する人の6割強、紙のお薬手帳利用者の3割強という結果だった。
(画像はプレスリリースより)

マイボイスコム株式会社/PRTIMES
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000355.000007815.html