製薬企業、CROなどのコミュニケーションを改善
エムキューブ株式会社(以下、エムキューブ)は、2016年4月18日、製薬企業やCRO(受託臨床試験実施期機関)、医療機関などが臨床試験(治験)・臨床研究で共同利用できる「治験ラーニングサイトパッケージ」の提供を4月に開始すると発表した。
医薬品開発のグローバル化やパテントクリフに対応するには、治験・臨床研究に要する時間やコストを改善する必要があるとされている。
エムキューブは、製薬企業、CRO、医療機関が交わすカンファレンスやミーティングが個別の訪問による対面コミュニケーションで行われる点に注目し、これまでに、医薬品プロモーションで製薬企業・医師間のコミュニケーションをWeb上で実施し、Web講演会サービスで情報共有を効率化するなどの活動を展開してきた。
第1回「ヘルスケアIT2016」に出展
今回、新たに提供するのは治験・臨床研究に特化した「治験ラーニングサイトパッケージ」で、製薬企業やCROの治験・臨床研究担当者、協力医療機関の医師などの関係者が共同利用できるサービスである。
治験・臨床研究単位で専用ポータルサイトを構築し、関係者間で資料、録画コンテンツなどを共有できる他、ポータルサイト上でカンファレンス、ミーティングを実施し、質疑応答など双方向性の高いコミュニケーションが可能に。会員管理機能では関係者個人の習熟度が測れ、適宜な情報供給や治験・臨床研究の進行を効率化する。
同社は、第1回「ヘルスケアIT2016(2016年4月20日~22日・東京ビッグサイト)」で「治験ラーニングサイトパッケージ」を展示する。
(画像はプレスリリースより)

株式会社エムキューブ プレスリリース
http://m3cube.co.jp/news/20160418.html第1回「ヘルスケアIT2016」
http://www.healthcarejapan.com/