本年3月1日付で承継
マルホ株式会社とあゆみ製薬株式会社は、2月13日、関節機能改善剤「ヒアロス関節注 25mg」の承継に関するプレスリリースを発表した。
同剤は、マルホが製造販売承認を有し、変形性膝関節症と肩関節周囲炎、関節リウマチにおける膝関節痛を効能・効果とする薬剤。本年3月1日付で、あゆみ製薬が承継することとなった。
マルホとあゆみ製薬
マルホは、1915年に創業され、大阪市北区に本社を置く製薬企業。2011年には皮膚科学領域に特化した長期ビジョン「Excellence in Dermatology」を策定し、皮膚疾患に関するニーズに幅広く対応することを目指した事業展開を図っている。
あゆみ製薬は、参天製薬株式会社より抗リウマチ薬事業を承継し、日本初のリウマチ領域のスペシャリティファーマとして2015年8月に事業を開始した。同年12月には、昭和薬品化工株式会社の医薬品事業を統合。リウマチ領域における専門性に、昭和薬品化工の整形外科領域における知見と実績を加え、「リウマチ・整形外科領域のスペシャリティファーマ」となっている。
あゆみ製薬にとって初の変形性関節症製剤
あゆみ製薬は現在、関節リウマチ・鎮痛・変形性関節症・骨粗鬆症の領域で製品パイプラインの拡充を図っているという。今回承継予定の「ヒアロス関節注 25mg」は、同社にとっては初めての変形性関節症の製剤となる。
同剤は本年3月1日以降、あゆみ製薬が製造販売元として情報の提供および収集を行い、製品供給を実施する。
(画像はマルホの公式ホームページより)

「ヒアロス関節注 25mg」の承継に関するお知らせ - マルホ株式会社
https://www.maruho.co.jp/