2012年より複数のプロジェクトを開始
ペプチドリーム株式会社は、2月14日、第一三共株式会社との創薬共同研究プロジェクトにおいて開発候補化合物が確定したと発表した。
ペプチドリームと第一三共は、2012年より複数の創薬共同研究プロジェクトを開始。今回開発候補化合物として確定されたのは、それらのプロジェクトの1つから生じた化合物。
「世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」
ペプチドリームは、「日本発、世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」という夢から、2006年に設立された。
同社は、独自の創薬開発プラットフォームシステム「PDPS(Peptide Discovery Platform System)」を保有。極めて広範囲にわたる数兆種類もの特殊ペプチドを合成し、高速な評価を行うことを可能にした。これにより、創薬において重要なヒット化合物の創製、リード化合物の選択、ファーマコフォアの理解を、簡便かつ効率的に行えるようにしている。
確定は第一三共が行った
今回開発候補化合物として確定されたのは、創薬共同研究プロジェクトから生じたペプチドリーム創製のリードペプチドを基にして、最適化された化合物。確定は、第一三共が行ったという。
なお、ペプチドリームと第一三共との間で締結された契約は創薬共同研究契約であり、開発候補化合物確定後は共同開発契約/共同事業化契約に移行するとしている。
(画像はペプチドリームの公式ホームページより)

第一三共株式会社との創薬共同研究プロジェクトにおける開発候補化合物確定のお知らせ - ペプチドリーム株式会社
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