頻脈性不整脈を効率的かつ精確に診断・治療
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニー バイオセンスウェブスター事業部は、1月25日、「CARTO3 CONFIDENSETM Module」を、今年1月より販売開始したと発表した。
同モジュールは、「CARTO3」に追加して使用することで、心房細動を中心とした頻脈性不整脈のより効率的かつ精確な診断・治療を支援するもの。
術者のカテーテル操作を支援する「CARTO3」
「CARTO3」は、頻脈性の不整脈の診断から治療までをサポートする医療機器。同装置は、心臓内の電気生理学的情報と3次元の解剖学的情報をシステム上でリアルタイムに統合した3Dマッピング画像を生成。磁界と電界を利用した「ACLテクノロジー」を活用し、心臓内に挿入した電極カテーテルを画面上で視覚化し、術者のカテーテル操作を支援する。
同装置はまた、「THERMOCOOL SMARTTOUCH」シリーズといったシステムに対応する治療用カテーテルを用いることで、頻脈性不整脈のカテーテルアブレーション治療を行うことも可能となっている。
脳梗塞予防にも寄与
今回発売された「CARTO3 CONFIDENSETM Module」は、迅速・精密な3Dマッピングを可能にするソフトウェアモジュール。「TPI(Tissue Proximity Indication)」「Continuous Mapping」「WaveFront Annotation」「Map Consistency」という4つの新搭載機能により、頻脈性不整脈の精確な診断を可能にしている。
同社は同モジュールが、脳梗塞予防にも寄与するものであるとして、期待しているという。
(画像はプレスリリースより)

「CARTO3」用追加モジュール「CARTO3 CONFIDENSETM Module」販売開始 - ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社メディカル カンパニー
http://www.jnj.co.jp/jjmkk/press/2017/0125/index.html