クロピドグレル錠「ファイザー」部変更の承認取得
ファイザー製薬株式会社(以下、ファイザー製薬)は1月18日、クロピドグレル錠25mg「ファイザー」・同75mg「ファイザー」が一部変更の承認を受けたことを発表した。
これはクロピドグレル錠「ファイザー」の製造元であるマイラン製薬株式会社(以下、マイラン製薬)が同日取得したものだ。
マイラン製薬はジェネリック医薬品を多く扱う世界最大手の医薬品企業の1つで、2013年にファイザー製薬と後発医薬品事業において長期戦略的業務提携している。
クロピドグレル錠「ファイザー」はクロピドグレル硫酸塩を有効成分とする、サノフィ株式会社の「プラビックス錠」の後発医薬品で、血栓を抑えて血管を詰まらせないようにする働きを持つ抗血小板剤だ。
クロピドグレル錠「ファイザー」は2015年2月にマイラン製薬が製造承認され、同年6月から販売されている。
先発医薬品と同等に
今回新たに加わったのが、「末梢動脈疾患における血栓・塞栓形成の抑制」の効能・効果、用法・用量だ。
末梢動脈疾患は手足に血液を届ける動脈である末梢動脈が動脈硬化により、しびれや痛みなどの症状が現れ、悪化すると壊死する場合もある疾患だ。
今回の変更承認取得により、クロピドグレル錠「ファイザー」は先発医薬品と全て同じになるとしている。
(画像はファイザー製薬株式会社HPより)

ファイザー製薬株式会社 プレスリリース
http://www.pfizer.co.jp/