バイエル薬品初のスイッチOTC医薬品
バイエル薬品株式会社は、1月20日、アレルギー性鼻炎治療薬「クラリチンEX」「クラリチンEX OD錠」の製造販売承認を取得したことを明らかにした。
両剤は、同社にとって初のスイッチOTC医薬品。承認取得は、1月13日付で行われている。
「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指し
バイエルは、ヘルスケアなどを中核事業とするグローバル企業。「Science For A Better Life」というミッションの下、製品とサービスを通じて人々のQOL向上に貢献すると共に、技術革新・成長・より高い収益力を通して企業価値の創造を目指している。
バイエル薬品は、バイエルの日本法人。大阪に置き、医療用医薬品やコンシューマーヘルスなどの事業を展開している。医療用医薬品部門では、循環器領域や腫瘍・血液領域、ウィメンズヘルスケア領域や眼科領域に注力。「満たされない願い」に応える先進医薬品企業を目指している。
販売は大正製薬が行う
「クラリチン」は、効果の持続性と選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用を持つ、アレルギー性疾患治療剤。2015年1月の時点で世界123カ国以上において販売されており、日本国内では2002年より医療用医薬品として販売されている。
なお、「クラリチンEX」「クラリチンEX OD錠」の販売は、「クラリチン」の日本におけるOTC医薬品に関する契約に基づき、大正製薬株式会社が行う。
(画像はバイエル薬品の公式ホームページより)

アレルギー性鼻炎治療薬「クラリチンEX」「クラリチンEX OD錠」スイッチOTC医薬品として製造販売承認取得 - バイエル薬品株式会社
http://byl.bayer.co.jp/