共同開発・ライセンス契約を締結
JITSUBO株式会社は、1月20日、同社の循環器系疾患治療薬「JIT-2001」について、国内製薬会社との間で共同開発・ライセンス契約を締結したと発表した。
なお、同契約を締結した製薬会社の社名は、非開示となっている。
ペプチド医薬品研究開発企業、JITSUBO
JITSUBOは、革新的な合成・分離精製技術を基盤とするペプチド医薬品研究開発企業。「優れたペプチド医薬品の提供を通じて幸福社会の実現に貢献する」ことを経営理念に掲げ、アンメットメディカルニーズの充足および持続可能な医療への貢献を目指している。
同社は、高品質で経済性にも優れたペプチド合成技術「Molecular Hiving」と、従来にないペプチド誘導体の合成およびライブラリー化を可能にするペプチド構造最適化技術「Peptune」を開発。2014年12月にはそーせいグループ株式会社の傘下に加わり、強固な財務基盤と豊富な人材ネットワークを活用したペプチド医薬品の研究開発を進めている。
承認取得後は提携先が販売
「JIT-2001」は、日本市場を対象とする後発医薬品として、JITSUBOがCMC開発段階まで開発していた循環器系疾患治療薬。同剤は今後、JITSUBOおよびその提携先が共同で開発を推進し、製造販売承認取得後は提携先が販売することになるという。
JITSUBOは今後も、世界を舞台として、独自技術を活かした事業展開を行うとしている。
(画像はJITSUBOの公式ホームページより)

開発品の共同開発・ライセンス契約締結のお知らせ - JITSUBO株式会社
http://www.jitsubo.com/jp/pdf/20170120_info.pdf