メディカル・データ・ビジョンが設立
メディカル・データ・ビジョン株式会社(以下「MDV」)は、1月12日、OTC医薬品などを製造販売するMDVコンシューマー・ヘルスケア株式会社(以下「MDVCH」)を設立すると発表した。
MDVは、医療情報のネットワーク化を推進する企業。MDVCHは、同社が保有する大規模診療データベースから本質的な生活者ニーズを読み取り、それに即したOTC医薬品などを製造販売するという。
本質的なニーズを汲み取った商品を提供
OTC医薬品やH&BC製品分野では、物販データやアンケートなどの手法で生活者ニーズの汲み取りが試みられている。しかしこの手法では、情報バイアスや購買者と使用者のギャップが発生するという課題が残る。その結果、困っている生活者に対して適切な商品が届けられていないという問題があった。
MDVは、創業時より「医療ビッグデータ活用を推進し、患者メリット創出に貢献する」を理念とし、大規模診療データベースを独自に保有。このデータベースでは、特定の疾患における患者の数・性年代・併病状況・処方状況などが、経年で明らかになる。そのため、本質的なニーズを汲み取った商品を生活者へ提供することが可能となるとしている。
今年2月1日付けで設立
MDVCHは、MDVが持つ医療ビッグデータ分析のノウハウを活用し、その時々に必要とされる商品をスピーディに市場展開する。主にドラッグストアを通じた販売を計画しているという。
なおMDVCHの設立は、今年2月1日付けで行われる。
(画像はプレスリリースより)

2017年2月1日にMDVコンシューマー・ヘルスケア株式会社を設立 - メディカル・データ・ビジョン株式会社
http://www.mdv.co.jp/press/2017/detail_730.html