1日1回2錠でより服用しやすく
ヤンセンファーマ株式会社は2017年1月4日のプレスリリースで、HIV感染症治療薬「プレジコビックス(R)配合錠」の発売を開始すると発表した。
今までは、プリジスタナイーブ(R)錠とブースターであるリトナビルに、核酸系逆転写酵素阻害剤(NRTI)を併用して1日1回3錠を服用していたが、ダルナビルとコビシスタットを1回1錠で服用できる「プレジコビックス(R)配合錠」を開発したことで、1日1回2錠で済み、より服用しやすくなった。
より良い方法で疾患を予防・撲滅・治療・治癒
コビシスタット単剤では日本未承認であるが、コビシスタット配合錠としての「プレジコビックス(R)配合錠」では、ヤンセンファーマが2016年11月22日、日本初の製造販売の承認を取得している。
「平成27年エイズ発生動向年報」によると、日本国内における年間の新規HIV感染者および新規AIDS患者報告数の合計は約1,500人で、2015年には累計で25,995人と報告され、そして、新規HIV感染者は2007年以降年間1,000件以上、新規AIDS患者は2006年以降年間400件以上と報告されている。
ヤンセンファーマは、病気のない世界を実現するため日々努力し、HIV領域においても世界中とコラボレーションして複数の治療オプションを提供することで、HIV感染患者とその家族の多様なニーズとQOL向上に引き続き貢献していくことを目指している。
(画像はヤンセンファーマ株式会社のサイトより)

ヤンセンファーマ株式会社プレスリリース
http://www.janssen.com/japan/press-release/20170104