ヤンセン「アルチバ」のジェネリック
第一三共株式会社と丸石製薬株式会社は、12月9日、全身麻酔用鎮痛剤レミフェンタニル注射剤の後発医薬品、レミフェンタニル静注用2㎎・5㎎「第一三共」を、同日付けで新発売したと発表した。先発品は、ヤンセンファーマの「アルチバ」。
広く全身麻酔の管理に使用されるレミフェンタニル注射剤は、全身麻酔による手術時に強力な鎮痛作用を発揮し、さらに鎮痛作用の発現と消失が速やかなため調節性に優れるという特徴を有する、超短時間作用性のオピオイド鎮痛薬である。
丸石製薬が製造、第一三共が販売
レミフェンタニル静注用2㎎・5㎎「第一三共」については、2015年6月23日、第一三共と丸石製薬の両社で商業化に向けた協業を発表しており、2016年2月15日に製造販売承認を取得、12月9日に薬価基準収載となった。
同剤は、丸石製薬が製造、第一三共が販売を行い、プロモーション活動は両社が共同で実施していくとしている。
(画像は第一三共製薬株式会社ホームページより)

第一三共製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006554.html