HGF遺伝子治療薬の開発などで協業
アンジェスMG株式会社は、12月9日、米スタンフォード大学と協業の覚書を締結したと発表した。
この協業は、HGF遺伝子治療薬の開発や、DNAワクチンなど将来の事業分野を対象とするもの。
小規模かつ短期間で臨床開発を実施
今回アンジェスMGが覚書を結んだのは、米スタンフォード大学医学部の組織である Stanford Laboratory for Drug,Device Development & Regulatory Science(SLDDDRS)。SLDDDRSは、革新的な医薬品・医療機器の開発戦略の構築、また臨床試験に関する新たな手法の開発と推進などを手がけている。
アンジェスMGとSLDDDRSは、重症虚血肢(CLI)を対象としたHGF遺伝子治療薬の新しい開発戦略構築について、既に協業を開始。今後は、米国において小規模かつ短期間で臨床開発を実施するとしている。
新薬ターゲットの探索でも協力
アンジェスMGは、遺伝子治療薬・核酸医薬に次ぐ新たな事業としてDNAワクチンを育てる方針を持つ。この目的のために同社とSLDDDRSは、新薬ターゲットの探索やシーズの発掘についても協力する。
アンジェスMGは、スタンフォード大の実績や経験を積極的に活用したいとしている。
(画像はアンジェスMGの公式ホームページより)

米スタンフォード大学と協業の覚書締結 HGF 遺伝子治療や DNA ワクチンで幅広く協力 - アンジェスMG株式会社
http://www.anges-mg.com/pdf.php?pdf=100926.pdf