シオノケミカル「エビスタ錠」が先発品
あゆみ製薬株式会社は、12月9日、ラロキシフェン塩酸塩錠60mg「SN」の販売を開始した。
同剤は、シオノケミカル株式会社の骨粗鬆症治療剤「エビスタ錠」を先発品とする薬剤。
参天製薬より抗リウマチ薬事業を承継
あゆみ製薬は2015年8月、参天製薬株式会社より抗リウマチ薬事業を承継する形で事業を開始した。同年12月には、整形外科領域の知見と実績を持つ昭和薬品化工の医薬品事業も統合。「リウマチ・整形外科領域のスペシャリティファーマ」として、医療関係者への情報提供活動および販売活動を行っている。
同社は、関節リウマチや鎮痛、変形性関節症や骨粗鬆症の領域で「リウマチ・整形オープンプラットフォーム」を構築。新薬開発に加えて、生物学的製剤・バイオシミラーの開発・導入、また他社や研究機関との事業提携などを促進し、製品パイプラインの強化を図っている。
初めての骨粗鬆症治療剤
今回販売が開始された「SN」は、あゆみ製薬にとっては初めての骨粗鬆症治療剤となる。
同社は今後も、リウマチ・整形外科領域にフォーカスした研究開発や組織・人材づくりを行うと共に、医療関係者との関係構築を促進し、患者のQOL改善に貢献するとしている。
(画像はあゆみ製薬の公式ホームページより)

ラロキシフェン塩酸塩錠 60mg「SN」販売開始のお知らせ - あゆみ製薬株式会社
https://www.ayumi-pharma.com/pdf/news_161209.pdf