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2025年05月15日(木)
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欧州委員会、ブリストル・マイヤーズスクイブ社のオプジーボを自家造血幹細胞移植後の再発などの治療薬として承認

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欧州委員会、ブリストル・マイヤーズスクイブ社のオプジーボを自家造血幹細胞移植後の再発などの治療薬として承認

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欧州連合全28か国でオプジーボの販売拡大が可能に
小野薬品工業株式会社は2016年11月29日のニュースリリースで、自家造血幹細胞移植(ASCT)やブレンツキシマブ・ベドチンによる治療後の再発、または難治性古典的ホジキンリンパ腫(cHL)の成人患者の治療薬として、ブリストル・マイヤーズスクイブ社のオプジーボ(一般名:ニボルマブ)を欧州委員会が2016年11月22日に承認したと発表した。

ブリストル・マイヤーズスクイブ社は、膠芽腫、小細胞肺がん、尿路上皮がん、肝細胞がん、食道がん、大腸がん、胃がん、血液がんなどのがん腫を対象とした、オプジーボ単剤療法または他の治療薬との併用療法による臨床試験を海外で実施している。

オプジーボは、血液がんを適応として欧州連合が承認した初めてで唯一のPD-1阻害薬で、この承認により欧州連合の全28か国において、再発または難治性cHLを適応としたオプジーボの販売拡大が可能になる。
オプジーボ
国内外でオプジーボ単剤療法などの臨床試験を実施中
一方日本では、小野薬品工業株式会社が2014年9月に根治切除不能な悪性黒色腫の治療薬として発売し、その後2015年12月に切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん、2016年8月には根治切除不能または転移性の腎細胞がんに対する承認を取得した。

また、ホジキンリンパ腫および頭頸部がんについても承認申請し、胃がん、食道がん、胃食道接合部がんおよび食道がん、小細胞肺がん、肝細胞がん、膠芽腫、尿路上皮がん、悪性胸膜中皮腫、卵巣がん、胆道がんなどを対象とした臨床試験を実施中となっている。

小野薬品工業株式会社は日本において、ブリストル・マイヤーズスクイブ社、及び日本法人のブリストル・マイヤーズスクイブ株式会社とともに、がん患者向けた複数のがん免疫療法薬の共同開発、共同商業化、共同販売促進を実施し、戦略的提携関係を結んでいる。


外部リンク

ニュースリリース(PDFファイルが開きます)
http://www.ono.co.jp/jpnw/PDF/n16_1129.pdf

小野薬品工業株式会社
https://www.ono.co.jp/

ブリストル・マイヤーズスクイブ社
http://www.bms.com/

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