血友病の子どもたちもスポーツを楽しむために
バイエル薬品株式会社は、11月21日、血友病の子どもたちの「ぼくにもできた!」をサポートするイベント、「ハッピーシェアプロジェクト フットサル ミーティング 2016」を開催したと報じた。
11月20日、東京都台東区で開かれたこのイベントは、血友病の子どもたちにもスポーツを身近なものと感じ、日常生活に取り入れてもらうことを目的に行われたもの。
血友病は、止血に必要な「凝固因子」が生まれつき不足しているため通常より止血に時間がかかる疾患だが、適切な治療を継続して行い、準備や注意を十分に行えば、スポーツを楽しむことが可能である。
バイエル薬品は、このイベントを通じて子どもたちの血友病への理解を深めるとともに、血友病の子どもたちの「同世代の子どもたちと一緒にフットサルをやってみたい」というチャレンジをサポートした。
血友病患児の「夢をあきらめない気持ち」を応援
「ハッピーシェアプロジェクト フットサル ミーティング 2016」では、元サッカー日本代表 福田 正博さんによるフットサル教室、血友病治療専門医による血友病のお話、理学療法士による準備・整理体操指導を開催。
フットサル教室では、福田さんの指導で、血友病の子どもたちと同世代の子どもたち計25名がミニゲームを行い、一緒に楽しくスポーツができた喜びを共有した。
また子どもたちは、血友病の止血に関する仕組みについての説明や、ケガを予防し、筋肉を強くするためにも運動は必要といった話を聞き、血友病でも安心してスポーツをするために運動前の注射とウォームアップ&クールダウンを忘れずに行うなどの指導を受けた。
バイエル薬品は、こうしたイベントの開催を通じて血友病の理解や認知を広め、適切な治療の重要性を訴求していくという。また、血友病患児と一般児童の「ハッピーな体験のシェア」を演出し、子どもたちの夢をあきらめない気持ちを応援していくとしている。

バイエル薬品株式会社 ニュースリリース
http://byl.bayer.co.jp/