新規有効成分の第二世代抗ヒスタミン薬
杏林製薬株式会社は、11月18日、アレルギー性疾患治療剤「デザレックス錠 5mg」を発売した。
同剤は、新規有効成分の第二世代抗ヒスタミン薬。アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒を適応としている。
ライフスタイルに合わせた服用が可能
「デザレックス錠」は、MSD株式会社が本年9月に製造販売承認を取得。11月18日付けで薬価収載された。杏林製薬は同剤について、独占販売権を有している。
同剤は、ヒスタミンH1受容体に対して高い親和性を示す。また、半減期が長く、1日1回の服薬でも長時間にわたって症状を抑えることができる。加えて、眠気を誘発しにくく、食事の影響も受けないため、患者がライフスタイルに合わせて服用することを可能にしている。
アレルギー性疾患へのさらなる貢献を目指す
杏林製薬は、「デザレックス錠」の発売を通して、重点領域である呼吸器・耳鼻科領域における最新の情報提供を継続的に実施。アレルギー性疾患へのさらなる貢献を目指すとしている。
また皮膚科領域では、科研製薬株式会社とコ・プロモーションに関する基本覚書を締結し、両社の強みを活かした同剤のプロモーションを展開するとしている。
(画像はプレスリリースより)

アレルギー性疾患治療剤「デザレックス錠 5mg」の新発売について - 杏林製薬株式会社
http://www.kyorin-gr.co.jp/