糖尿病治療薬「インクレチン」の研究を助成
公益財団法人 日本糖尿病財団と日本イーライリリー株式会社は、11月15日、「第6回 リリー・インクレチン基礎研究助成プログラム」の募集を開始した。
同プログラムは、新しい糖尿病治療薬として期待が高まっている「インクレチン」の研究を助成するもの。
革新的な基礎研究を推進
「リリー・インクレチン基礎研究助成プログラム」は、「インクレチン」の機序や病態解明に関わる革新的な基礎研究を推進することを目的として、日本糖尿病財団と日本イーライリリーにより2011年度に設立された。
日本糖尿病財団は、1991年9月に設立された財団法人。糖尿病に関する調査研究の実施および助成を行うと共に、糖尿病に関する正しい知識の普及・啓発活動の実施と助成、そして糖尿病に関する国際交流活動の実施および助成など、様々な事業を行っている。
応募期間は2017年1月10日まで
「第6回 リリー・インクレチン基礎研究助成プログラム」への応募は、日本人であり、日本国内で基礎的研究を行う研究者が対象。推薦者による推薦を必要とする。なお、臨床研究は同プログラムの対象外となるという。
応募期間は、本年11月15日より翌2017年1月10日まで。助成金の対象となる研究期間は2017年4月より1年間で、年間助成件数は8件程度。研究課題1件につき、100万円以内の助成が行われる。

第6回 リリー・インクレチン基礎研究助成プログラムの募集開始 - 日本イーライリリー株式会社
https://www.lilly.co.jp/