世界中に「見える喜び」を!
ロート製薬株式会社(以下、ロート製薬)は、25日、世界中の人々の「見える喜び」をサポートする活動の一環として、取引先36社と共同で、売上の一部をアジア、アフリカを始めとした白内障治療薬などの眼科医療の支援活動に寄付を行うことを発表した。
白内障
世界の失明原因の1位は白内障で、現在数千万人が失明状態にあると考えられている。白内障は目のレンズの役割をする水晶体が白く濁り、視力が低下する疾患で、日本では手術治療が進歩し、白内障による失明率は非常に低くなった。
一方、世界的にみると発展途上国では、貧困だけでなく、医師不足、病院や設備不足といった環境の問題、また手術技術が低いため、治療が出来ないという理由で多くの人が白内障で視力を失っている現状がある。
共同支援活動
ロート製薬は、これまでもアジア各国での無料眼科検診や治療の支援、白内障治療用眼内レンズの無償提供、現地眼科医の育成などのサポートを行ってきたが、まだまだ限定的なものであった。
この活動をさらに広め、失明に瀕しているより多くの人への支援をすることに、36社におよぶ取引先から賛同を得、「ソーシャルパートナー」として、共同で支援活動を行うこととなった。

ロート製薬 プレスリリース
http://www.rohto.co.jp/news/release/2016/1025_01/