糖尿病研究助成プログラムの助成金、交付対象者を決定

公益財団法人 日本糖尿病財団と日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社、日本イーライリリー株式会社は、10月27日、糖尿病研究助成プログラムの助成金交付対象者を決定したと発表した。

3者は、本年7月1日より8月末日までの期間、交付対象者を募集していた。

ベーリンガーとリリーは、2011年1月、糖尿病領域におけるアライアンスを締結。同領域において、大型製品に成長することが期待される治療薬候補化合物を中心に協働していくことを発表した。両社は、糖尿病患者ケアへのコミットメントを示し、患者のニーズに応えるべく協力している。

両社はさらに、日本糖尿病財団を加えた3者によって、糖尿病研究助成プログラムを設立。同プログラムは、糖尿病基礎研究のより一層の発展に貢献することを目的としている。募集研究テーマは年度ごとに検討されており、本年度の募集テーマは「Sodium glucose cotransporter 2（SGLT2）に関する研究（基礎研究に限る）」だった。

本年度の糖尿病研究助成プログラムには、全国から28件の応募が寄せられた。日本糖尿病財団選考委員会の厳正な審査と、理事会による最終選考の結果、3名の研究者が助成金交付対象者として選ばれている。

助成金交付対象者には、研究課題1件につき300万円の助成金が交付されるという。




ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー 糖尿病研究助成プログラムの助成金交付対象者決定 - 日本イーライリリー株式会社
https://www.lilly.co.jp/