CROのインテリム、『オンコロ』のクリニカル・トライアル
株式会社インテリムと株式会社クリニカル・トライアルは、10月24日、がん患者へのがん情報の提供および希少がん領域における治療薬開発促進のため、協力関係を構築したと発表した。
インテリムは、開発業務受託機関(CRO)として、幅広いがん治療薬の開発に寄与する企業。クリニカル・トライアルは、がん情報サイト『オンコロ』を運営する企業。
『オンコロ』を通じて世に発信・還元
近年インターネットの発達により、誰でも簡単に様々な情報にアクセスすることができるようになった。がん患者においても、8割がインターネットから情報を得ている。しかし一方で、日本における全希少がんの推定罹患率は全がん種の15%を占め、新薬開発はおろか十分な情報もない状況が続いている。
そこでインテリムとクリニカル・トライアルは、がん患者向けの「がん用語辞典の開発」および「希少がんにおける被験者募集の支援」に共同で取り組むことを決定。オンコロジー領域に強みを持つCROであるインテリムが保有する豊富ながん知識やコネクションを活用し、『オンコロ』を通じて世に発信・還元するとしている。
希少がんの被験者募集を促進、新薬開発に貢献
オンコロジーに特化した様々なスキルを保有する両社による協力関係構築は、メジャーながん種からアンメットメディカルニーズが高い希少がんに至るまで、最新情報や臨床試験・治験情報を提供することを可能にすると両社はする。
両社は今後、希少がんの被験者募集を促進し、新薬開発に貢献していくとしている。

インテリムとクリニカル・トライアルが、がん領域における情報提供と新薬開発促進のために協力関係構築 - 株式会社インテリム
https://www.intellim.co.jp/