心臓内幹細胞を活用した再生医療製品の事業化
株式会社ジーンテクノサイエンスは、10月13日、株式会社日本再生医療との間で資本業務提携契約を締結したと発表した。
この提携は、日本再生医療が開発中の心臓内幹細胞を活用した再生医療等製品の事業化についてのもの。
新規バイオ事業の立ち上げを検討
ジーンテクノサイエンスは2013年5月、フィルグラスチムバイオシミラーの上市を実現。その後も、複数のバイオシミラーの開発を進めている。
また同社は、本事業年度第1四半期にはノーリツ鋼機グループの一員となり、研究開発資金を獲得。さらに将来的な成長戦略の一環として、ノーリツ鋼機グループが有する再生医療事業や診断事業を始めとするバイオ事業との協業などを通じて、新規バイオ事業の立ち上げについても検討を重ねていた。
着実かつ早期の事業化に貢献
日本再生医療は、ノーリツ鋼機株式会社の孫会社であり、心臓内に存在する多能性のある体性幹細胞を用いた研究開発を推進している。
ジーンテクノサイエンスは今回の提携により、心臓内幹細胞を活用した再生医療等製品の事業化に向け、同社がこれまでに蓄積してきたバイオ医薬品開発のノウハウを日本再生医療へ還元。着実かつ早期の事業化に貢献するとしている。
(画像はプレスリリースより)

株式会社日本再生医療との資本業務提携契約締結のお知らせ - 株式会社ジーンテクノサイエンス
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