食欲の秋から年末年始のシーズンを狙う
エスエス製薬株式会社は2016年10月3日のニュースリリースで、胃酸を抑え、胃を保護する「ガストール細粒」(第2類医薬品)、「ガストール錠」(第2類医薬品)のパッケージをリニューアルし、10月3日(月)から全国で販売を開始すると発表した。
処方の変更はなくパッケージの変更のみで、現行の製品から順次切り替えて出荷していく。
新しいパッケージは、製品特徴や対象症状を記載することで、購入する際に適切な製品を選択できるように表現し、飲食の機会が増加する秋から年末年始のシーズンをターゲットに、店頭での訴求力を高めることが狙いだ。
セルフメディケーション税制の対象
ガストールはM1ブロッカー(ピレンゼピン塩酸塩)と2種類の制酸成分を配合して制酸成分が出過ぎた胃酸を素早く中和、M1ブロッカーが過剰な胃酸分泌を元から抑制することで、荒れた胃を保護して胃の不快感を低減するなど、つらい胃の症状に効果を発揮する。
ガストールは錠剤タイプと細粒タイプの2種類があり、成分・分量、効能・効果、容量・価格は同一の内容になっている。
また、従来の医療費控除制度の特例として、2017年1月施行予定のセルフメディケーション税制の対象となる、特定の成分を含んだOTC医薬品となっており、年間購入額が合計12,000円を超えた場合に税制の適用が可能となるため、製品を購入した際のレシートや領収書を保管しておく習慣をつけておいたほうが無難だ。

ニュースリリース
http://www.ssp.co.jp/nr/2016/20161003.htmlガストール
http://www.ssp.co.jp/gastol/