「血栓症」の理解・認知と予防方法を広める
バイエル薬品株式会社は、10月11日、血栓症啓発イベント「世界血栓症デー2016 がまだせ熊本! ~血栓症にならないために~」開催についてのプレスリリースを発表した。
同イベントは、熊本市内にあるカフェ「地下モリコーネ」に10月9日に開催されたもの。いわゆるエコノミークラス症候群や脳梗塞など「血栓症」の理解・認知と予防方法を広める目的で行われている。
健康被害の拡大を危惧、熊本にて開催
本年4月の熊本地震では、避難所生活や車中泊を強いられた多くの人たちに、血栓症の一つであるエコノミークラス症候群がみられた。「世界血栓症デー」のグローバルパートナーであるバイエル薬品は、熊本地震によるこうした健康被害の拡大を危惧。同社が開催し続けている血栓症啓発イベントを、本年は熊本にて開催することを決めた。
同イベントは、血栓症の専門医である熊本市民病院首席診療部長・橋本洋一郎氏が監修を担当。熊本地震血栓塞栓症予防プロジェクトと公益社団法人日本脳卒中協会熊本県支部との共催の形で開催されている。
「サラサラ Cafe」が1日限定オープン
同イベントでは、啓発スペースとして「サラサラ Cafe」が1日限定オープン。血栓症スタンプラリーの参加者に「サラサラジュース」と称するオリジナルドリンクが提供された。また、レクチャーや小冊子の配布、血栓症簡易チェックや血栓症予防に効果的な弾性ストッキングの着用体験なども行われたという。
なおバイエルグループは、熊本地震の緊急資金援助として1000万円を日本赤十字社に寄付している。

血栓症啓発イベント「世界血栓症デー2016 がまだせ熊本!」で熊本から血栓症予防情報を発信 - バイエル薬品株式会社
http://byl.bayer.co.jp/