「トレアキシン点滴静注用」に、25mgの小容量規格
シンバイオ製薬株式会社は9月28日、抗悪性腫瘍剤「トレアキシン点滴静注用25mg」の、国内医薬品製造販売承認を取得したことを発表した。
「トレアキシン点滴静注用25mg」は、「トレアキシン点滴静注用100mg」の小容量規格製剤。
同社は2010年10月、再発・難治性の低悪性度非ホジキンリンパ腫およびマントル細胞リンパ腫を適応症として「トレアキシン点滴静注用100mg」について製造販売承認を取得し、同年12月にエーザイ株式会社を通じて販売を開始した。
小容量規格の「トレアキシン点滴静注用25mg」については、2015年12月に製造販売承認申請後、今回製造販売承認の取得に至ったもの。
残薬廃棄量軽減へ期待
「トレアキシン点滴静注用100mg」は、8月26日、慢性リンパ性白血病に対する効能追加の承認を取得している。
さらに、2015年12月には、初回治療の低悪性度非ホジキンリンパ腫及びマントル細胞リンパ腫について効能追加承認申請を行っている。
「トレアキシン点滴静注用100mg」は、今回製造販売承認を取得した小容量規格の「トレアキシン点滴静注用25mg」と組み合わせて使用することで、個々の患者に応じた、より適切な投与量の設定が可能になり、さらにこれによって残薬廃棄量の軽減へとつながる。
(画像はイメージです)

シンバイオ製薬株式会社 ニュースリリース
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