LAP認定取得で品質向上
タカラバイオ株式会社(以下、タカラバイオ)は、遺伝子解析受託事業において、米国病理学会(College of American Pathologists(以下、CAP))による、臨床検査室認定プログラム(Laboratory Accreditation Program(以下、LAP))の認定を取得したことを、2016年9月26日、発表した。
ニーズ増加に期待
タカラバイオの遺伝子解析受託事業においては、近年、臨床分野にも範囲を拡げており、品質保証にも注力している。本分野は、遺伝子解析を医療品の開発や治療などの臨床応用につなげる、クリニカルシーケンスなど、新たなニーズが期待されている。
それを受け、タカラバイオはさらなる品質向上のため、世界的規模で技術水準を認定しているCAPによるLAP認定を取得するに至った。
また、CDMO(バイオ医療品・再生医療等製品の開発・製造支援サービス)事業においても、ワンストップで提供している細胞加工および遺伝子検査などの品質検査において、LAPに準拠したサービスのニーズが増加することが期待されるとし、CDMO事業を拡大していきたい考えを示している。
LAPとは
LAPは、CAPにより毎年実施されている、世界最大規模の国際的な臨床検査成績評価プログラムであるCAPサーベイを実施していることを条件とし、臨床検査室の設備等のハード面と臨床検査室を運営するソフト面の査察プログラム。

タカラバイオ株式会社ニュースリリース
http://www.takara-bio.co.jp/release/?p=3523