日本初のARB/CCB/利尿薬3剤合剤
アステラス製薬株式会社(以下、アステラス製薬)と、日本ベーリンガーインゲルハイム(以下、日本ベーリンガー)は、9月28日、日本で初めてのレニンアンジオテンシン系阻害薬、カルシウム拮抗薬、少量利尿薬の3成分を含有した配合剤、「ミカトリオ配合錠」の製造販売承認を取得したことを発表した。
服薬アドヒアランスの改善
高血圧は心血管病死亡の主なリスク因子であるにも関わらず、治療中の患者の血圧管理率は、男性で約30%、女性で約40%にとどまっている。
そこで、一般的に配合剤は、患者の服薬アドヒアランス(患者の理解、意思決定、治療協力による内服遵守)を高めることによって、それぞれの単剤の併用よりも降圧効果に優れることから、高圧目標値の達成度を改善することが期待される。
「ミカトリオ配合錠」は、従来のARB/CCB配合剤やARB/HCTZ配合剤に比べ、高い降圧効果が24時間持続することが期待できる。

アステラス製薬 プレスリリース
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