武田が寄付、長期療養の子どもとその家族を支援
武田薬品工業株式会社(以下「武田薬品」)は4月4日、「第2期タケダ・ウェルビーイング・プログラム-長期療養の子どもたちに“生きる力”を―」の助成対象プロジェクトが確定したと発表した。
タケダ・ウェルビーイング・プログラムは、同社の寄付により、特定非営利活動法人市民社会創造ファンドが実施している。
同プログラムは、武田薬品が、長期間病気で療養する子どもとその家族を支援する市民活動を応援するもので、第1期2009~14年、第2期2014~19年とする長期プログラムの中、今回は第2期3年目の助成となる。
長期療養の子どもたちの“生きる力”につなげる活動をサポート
助成の対象とされているのは、長期療養の子どもとその家族を支援する市民活動。
病院内外で支援する人やネットワークを育てる活動、在宅・地域生活の支援活動、その他の新しい支援活動を後押しし、心理的・文化的・社会的な生活の質を高めるとともに、子どもたちの生きる力につながる取り組みをサポートしている。
2016年は、5件のプロジェクトが助成対象に決まっており、助成金総額は824万円と発表された。
助成を受けるプロジェクトは、継続2年目となる「ホスピタル・プレイによる在宅支援システムの構築」、新規の「医療的ケアの必要な子どもとその家族の疲弊防止プロジェクト」、「病弱児と関わる学習支援ボランティア育成プロジェクト」他、全5件。
武田薬品は、優れた医薬品の創出のみにとどまらず、医薬品の提供だけでは十分にサポートしきれない患者やその家族への支援を通じて、社会貢献を継続していく意向を表している。
(画像は武田薬品工業株式会社ホームページより)

武田薬品工業株式会社 ニュースリリース
http://www.takeda.co.jp/news/2017/20170404_7741.html