2型糖尿病治療剤「アクトス錠」、高血圧症治療剤「エカード配合錠」含む7製品を資産移管
武田薬品工業株式会社(以下、武田薬品)は4月10日、医療用医薬品(長期収載品)7製品について、5月1日より武田テバ薬品株式会社(以下「武田テバ薬品」)に資産移管すると発表した。
再審査期間及び特許による保護期間が満了した医薬品が資産移管されることとなり、資産移管される7製品については、今後武田テバ薬品が情報活動主体となる。
今回資産移管するのは、2型糖尿病治療剤「アクトス錠」「アクトスOD錠」「ソニアス配合錠」「メタクト配合錠」、高血圧症治療剤「エカード配合錠」「ユニシア配合錠」、消化性潰瘍治療剤「タケプロン」と低用量アスピリンの配合剤「タケルダ配合錠」。
資産移管は両社のビジョンに適った動き
2016年4月に武田テバ薬品が設立された際、武田薬品から「ブロプレス(単剤)」「タケプロン(単剤)」「ベイスン」などの長期収載品が資産移管され、今回さらに7製品が追加されることになる。
武田薬品の取締役 ジャパンファーマビジネスユニット プレジデントの岩﨑真人氏は、今回追加で行われた資産移管について、両社のビジョンに適ったものであるとし、患者及び医療関係者の多様なニーズに今後さらに応えていけるとの考えを示している。
さらに、武田テバ薬品及び武田テバファーマ株式会社のビジネスサポートを行うと同時に、研究開発型の製薬企業である同社の立場として、革新的な新薬の提供を通じ今後も日本の製薬業界におけるリーディングカンパニーとして成長を遂げていくとしている。
(画像は武田薬品工業株式会社 ホームページより)

武田薬品工業株式会社 ニュースリリース
http://www.takeda.co.jp/news/2017/20170410_7744.html