見出された特殊環状ペプチドが達成
ペプチドリーム株式会社は、3月22日、塩野義製薬株式会社との創薬共同研究開発プロジェクトにおいて見出された特殊環状ペプチドが、最初のクライテリアを達成したと発表した。
クライテリアとは、共同研究開発先とそれぞれ合意している生物活性および物性などの基準の総称。
画期的新薬を提供するペプチドリーム
ペプチドリームは、「日本発、世界初の新薬を創出し社会に貢献したい」という願いから、2006年7月に設立された。画期的新薬を提供することを使命として、研究開発に取り組んでいる。
同社は、独自の創薬開発プラットフォームシステムである「PDPS(Peptide Discovery Platform System)」を活用し、極めて広範囲にわたる特殊ペプチドを数兆種類も合成。また高速な評価も可能にし、ヒット化合物の創製、リード化合物の選択、ファーマコフォアの理解を、簡便かつ効率的に行えるようにしている。
引き続き共同研究開発を加速
ペプチドリームと塩野義製薬の共同研究開発契約では、特殊環状ペプチドおよびそこから派生する低分子化合物の独占開発権および販売権などを、塩野義製薬側が保有。ペプチドリームは、研究開発の進捗に応じて、あらかじめ設定しているクライテリアを満たすごとにマイルストーンフィーを受け取ることになっている。
同社は今後も、引き続き共同研究開発を加速させるべく努力するとしている。
(画像はペプチドリームの公式ホームページより)

塩野義製薬株式会社との共同研究開発プロジェクトに係る最初のクライテリア達成のお知らせ - ペプチドリーム株式会社
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