発令は2017年4月24日付け
大日本住友製薬株式会社は2017年3月22日のニュースリリースで、米国連結子会社であるBoston Biomedical, Inc.(ボストン・バイオメディカル社)の代表者の異動と、がん領域事業のグローバルヘッドの新設を2017年4月24日付けで実施すると発表した。
がん幹細胞性阻害剤「ナパブカシン」などを開発
ボストン・バイオメディカル社の代表者は、現代表者であるChiang J. Li氏の任期満了による退任に伴い、新代表者(CEO)にPatricia S. Andrews氏が就任する。
また同様に、がん領域事業のグローバルヘッドとして「Global Head of Oncology」を新設し、越谷和雄氏が就任、そして大日本住友製薬の「がん創薬研究所」の所長には松木泰氏が就任する。
新設の「Global Head of Oncology」が、大日本住友製薬グループのがん領域の事業全体を指揮し、ボストン・バイオメディカル社およびトレロ社とともに研究開発を展開することにより、画期的な製品の継続的な創出とがん領域のパイプラインの早期申請および承認を目指していく。
大日本住友製薬グループはがん領域を研究重点領域の一つと位置づけ、今回の新しい人事によって、がん事業が一日も早く同グループの業績に貢献できるよう引き続き注力していくと述べている。
(画像は大日本住友製薬株式会社のサイトより)

大日本住友製薬株式会社ニュースリリース
http://www.ds-pharma.co.jp/pdf_view.php?id=822大日本住友製薬株式会社
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