医薬基盤・健康・栄養研究所、そして三菱UFJキャピタルと
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所と第一三共株式会社、そして三菱UFJキャピタル株式会社の3者は、3月16日、新規癌免疫治療に関するオープンイノベーション研究を開始すると発表した。
3者それぞれの特徴
医薬基盤・健康・栄養研究所は、2015年、独立行政法人医薬基盤研究所と独立行政法人国立健康・栄養研究所を統合して設立された機関。革新的な医薬品などの開発に貢献し、国民保健の向上を目指すべく、研究を行っている。
第一三共は、「癌に強みを持つ先進的グローバル創薬企業」を2025年ビジョンとして掲げる製薬企業。ワクチン・ジェネリック・OTC医薬品など、多様な医療ニーズに応える医薬品を提供している。
三菱UFJキャピタルは、1974年の設立以来、幅広い業種を対象として投資を行っている企業。バイオ医療品や再生医療などに特化して投資を行うライフサイエンス室を有することが、特徴となっている。
目標を達成した場合、第一三共が研究開発を進める
3者は同研究を行うために、新会社であるOiDE Adjubilee株式会社を東京都中央区にて設立。共同研究などに必要な資金は、三菱UFJキャピタルが運営するOiDEファンド投資事業有限責任組合が、全額出資する。
2年間の共同研究で目標を達成した場合、第一三共はOiDE Adjubileeの株式を全て買い取り、自らのプロジェクトとして研究開発を進めるしている。
(画像はプレスリリースより)

新規癌免疫治療に関するオープンイノベーション研究のお知らせ - 第一三共株式会社
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006604.html